毎回参加しなければいけないのでしょうか。
できるだけ多くの回数に参加していただくことを提唱しています。プログラムの効果を測るためにも一貫した出席率が求められます。
様々な年齢の子どもの集団を同じプログラムで展開するのは難しいでしょうか。
今までの経験から言うと、難しくありません。上級生が下級生の指導をするケースも多く見られます。こうすることで、リーダシップを発揮すると共に良いお手本にもなってもらえます。プログラムの内容は小学校全学年を対象に作られています。プログラムの大半は、学年別に動きの速いプログラムとそれほどでないものに分けることもできます。またその日の内容に寄って全く違うゲームを学年別で選ぶことも可能です。
期間は 1 回何週間で編制されているのでしょうか。
12 週間のカリキュラムに、毎週 3 つの異なった内容でプログラムが編制されています。このプログラムは何度繰り返しても構いません。
怪我をした場合、対応はどうすればいいですか。
万が一の怪我や事故などに対しては、参加される個人または団体の責任において実施いただいております。
出欠は毎回取るのでしょうか。
定期的に参加することで BOKS プログラムの効果が測れるため出欠を取ることは重要になります。子どもが何回も欠席するような場合はトレーナー、先生、もしくは親に話を聞くことでフォローすることも大切です。プログラムに参加したことで効果が出たのか、もし、効果が出なかった場合、それが欠席回数に繋がるのかも先生が把握したいところです。参加者人数が多いが欠席回数も多いより、少人数で出席率が高い方が理想的です。
保険はどうしたらいいでしょうか。
学校が加入している保険を適応してください。校外で行われる他の活動と同じ扱いになります。
プログラムの理論を裏付ける実績などはあるのでしょうか。
現在アメリカで、NIOST(国立校外研究所)にプログラムの検証を依頼しています。
トレーナーはどう選べばいいのでしょうか。
親、教員、学校関係者に参加していただきたいと思いますが、トレーナーに選ばれた人は常に子どもとコミューニティーと係りを持っていただきたいと思います。学校への導入に協力していただいた方などが適切だと思います。
トレーナーの育成はどのようにされるのでしょうか。
日本における現状では、資格取得のシステムがまだ整備されていない状況です。ご興味のある方は、BOKS プログラム事務局までご連絡ください。
トレーナーになるにはどのような資格が必要でしょうか。
トレーナーはプロである必要はありませんが、プログラムの中で紹介される動きを実際にやって見せなくてはいけません。トレーナーに最も重要な条件は下記の通りです:
- プログラムに対する熱意と興味
- 大勢の子どもを監督できること
- まとめる力とコミューニケーション力
- 子どもと取り組むことに対して信用と情熱を持てること
BOKSプログラムを実施するのは始業前でないといけないのでしょうか。業間、もしくは放 課後でもいいのでしょうか?
プログラムの前提は、活発な子ども=活発な脳であるため、学校が始まる前、もしくは初めの何時間目までの比較的早い時間に行うことで最も効果が見られます。BOKS プログラムは朝に実施することをおすすめしておりますが、朝の実施が難しい場合には、他の時間帯でも実施可能です。
BOKS プログラムは何時にはじめ、どのくらい実施すればいいのでしょうか。
多くの場合、BOKS プログラムは授業が始まる 1 時間前に開始します。学校のその日の朝の予定に合わせて実施すればいいと思います。ただし、準備に 5 分、教室に戻るまで 10 分、そして運動に少なくとも 20-30 分は充ててください。
BOKS プログラムの参加者は何名がいいのでしょうか。
少人数から増やしていく展開が最も好ましいと考えます。BOKS プログラムは 1:20(トレーナーと子どもの人数)を強く推進しますが、この人数も広さによって柔軟に対応できます。広い体育館のある学校では 20 名以上で実施することに問題はないですが、食堂や廊下など広さが限られている場所では少人数で実施してください。
BOKS プログラムが小学校全学年が対象でしょうか、それとも決まった学年があるのでしょ うか。
BOKS プログラムはどちらでも実施可能です。元々は全学年を対象に作られたものですが、運動する場の広さと子どもの集中力を考慮し学年を定めて実施されている学校もあります。
既存の始業前の運動と BOKS プログラムを併せてもいいでしょうか。
既に始業前の運動をしているのであれば、週に 2 回は BOKS プログラムを導入していただきたいです。朝早目に登校している子供たちが新しい一日を元気一杯に迎えられる素晴らしいきっかけになります。
BOKS プログラムは、体育授業の一環として実施可能でしょうか。
はい、可能です。各々の学校のカリキュラムに合うように実施してください。